Downhill Series 第二戦 アップかんなべ レースレポート (羽口 鉄馬)

 DOWNHILL SERIES 第2戦 UP MTB PARK IN KANNABE


日時 2021年8月7~8日

会場 アップかんなべ (兵庫)

天候 晴れ(7日)、雨(8日)

参加カテゴリー Proクラス

結果 2位(7日)、4位(8日)


ダウンヒルシリーズ第2戦は今までの1日目タイムドセッション、2日目決勝と言うシステムから1日目、2 日目両日共にコースを変え決勝を行うというシステムに変更されました。

1日でコースのライン取りや攻められるポイントを見極める必要があり、いつもより難易度が上がったレースになりました。


7日 (Day 1)

1日目に使われたコースは上級者向けコースに特設の区間を設けたコースで、斜度がありながらタイトなターンがあるというコースでした。それを踏まえ、バイクは軽く操りやすいScout(150ミリストローク27.5インチ)を選択しました。

試走1本目は程よくグリップし、良いペースで走れ、とても良い感触を掴みました。

しかし試走3本目を越えた辺りからコースの土質の特徴からかバンクなどが崩れ始め、走るたびにコースコンディションが変わるようになって来ました。

その為、それからはレース時に更にコースコンディションが酷くなりそうなポイントをマークして試走するようにしました。

決勝は中盤で一回ミスをするも後半をうまく走れたので2位で終えることができました。


8日(Day 2)
2日目に使われたコースはゲレンデの芝をスラロームのように降りていくと言う1日目とは異なるコース設定でした。 コース幅は広く、コーナーも緩く、コースの平均速度が速い為、バイクはSpire(170ミリストロークの29インチ)にダブルクラウンのフロントフォークを装着した仕様で試走を行いました。
試走時の調子も良く、良いペースで走れていると感じていたのですが、チームメイトの泉野選手の動画と自分のものを見比べた際に明らかに自分が遅かったので、どこでもっと詰められるかコースを見直しながら走りました。
徐々にペースが上がり、そろそろラストの試走と言うタイミングで雨が降り出しました。
最後の試走は雨の影響でコースアウトして終了。
このまま決勝を走っても勝てないと感じ、直前でバイクをScoutにチェンジしてみました。
決勝のコースコンディションは最後の試走から更に悪くなり難しくなっていました。
そこでミスをしても修正が効かせ易いScoutがとてもよく働き、大きなミスをせずに走り切る事ができました。結果は4位でした。


反省
全体的には1日目に2位を取れたのでとても良い形で終えることができたと思います。
2日目に関しても結果は4位だったけど調子良く走れたのでよかったです。
調子良く走れていたのにタイムが伸びないと言うことは、私自身が芝のスラロームが遅いと言うことがわかったので、もっと練習する必要があると感じました。
次戦の北海道戦はスラロームがあるかもしれないので、克服して挑めるようにしたいと思いました。 応援ありがとうございました。
羽口 鉄馬

バイク : Transition “Scout Carbon” (Day 1 & 2)

ウェア ヘルメット : Leatt

ゴーグル : SMITH OPTIC

タイヤインサート : Tannus “Tubeless Armour”

シューズ : Ride Concepts “TRANSITION”

フレームプロテクター : All Mountain Style

ツール : TOPEAK

ルブ : FINISH LINE “Dry Lub”(Day 1)

FINISH LINE “Wet Lub”(Day 2)

タイヤ : MAXXIS Assegai (Front 1.6Bar, Day 1 & 2)

MAXXIS Minion DHRⅡ (Rear 1.7Bar, Day 1 & 2)


使用機材について

バイクは両日共に最も乗りなれているTransition Scout Carbonを選択。

特にDay 2は急な天候の変化があり、新しいバイクよりも決勝時のみ乗りなれたScoutに変更しアタックしました。

チェーンルブは天候の状況により変更致しました。

タイヤはスタンダードな組み合わせとなるMAXXISのAssegaiとMinion DHRⅡの組み合わせで両日走行しています。

追記 : 市川 研二

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